緋色の真理へ
再焼成できあがってきました。

やはり完全には溶けてませんでした。
ゼーゲルも1250度倒れていなかったので目標に到達していません。

これでは目指す志野にはたどり着けないので窯を改造します。



しかし、緋色の真理には少しずつ近づいてる感触はあります。
先人の作家さんたちが何十年もかけてもなかなかたどり着かない領域だと思いますが
いったん緋色が出せれば、そして再現できれば
あとはそれを発展させていくのに専念できます。


今回は確信できる緋色がだせました。
しかも意図的に出しました。


ねらしは6時間です。それでもかなりの緋色です。


テストピースはかなり溶けているので
これはいけそうです。


(あくまでも私の窯での焼成なので自分なりの緋色と思っています。)




窯の問題は最高温度到達なのですが

・窯の燃料層を深くする

・燃料層の下側の通気口まで燃料を入れていたのを
 もとの状態に戻し、通気は通気として使用。

・燃料層の上側に穴を開けて、燃料追加投入口を作る。


過去のテストで
通気口使用時の燃焼では溶け切ることは立証済みなので
現在の窯のポテンシャルとしては志野を作ることは可能です。
http://tuquyomi.exblog.jp/11841085/

通気して尚且つねらしができる構造にできれば・・・。


燃料層を5cm深くして
その5cmから燃料追加口を作ります。


まさに自作窯ならではですね。進化します。


窯にオリジナリティーがあるだけに
出来上がる志野にもオリジナリティーがあると信じています。




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もぐさ土:上側平津長石:中央赤志野平津ブレンド

緋色部分に細工しました。
写真だと薄いですが、かなりはっきりとした緋色です。朱色に近いかんじですかね。


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鬼板も透けています。長石はほとんど溶けています。
透け具合も良好です。


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曽木もぐさ:上側平津:中央赤志野平津ブレンド

このテストも無事溶けました。

表面が黒部分は弁柄を吹きつけたので黒いです。
曽木本来の色は赤く発色しています。
還元がうまくいった証拠ですかね。

緋色の細工はしなかったので表面は白いままですが
土からの赤みは出ています。
薄掛けすれば緋色は出てくると思います。


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かいらぎも操れるようになるといいなと思います。
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by cocoa-tiramisu | 2009-09-14 21:52 | 陶芸
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